ご予約フォームからご予約できます

 お電話の場合は 054-253-8513

2006年02月28日

出産の鍼灸

妻の分娩の時に鍼灸で和痛をする予定です。
初めてなので色々やらせてもらいます。
痛みが軽くなれば成功です。
私が鍼灸による和痛をすることに、産婦人科が非常に協力的です。
妻が検診に行くたびに、先生が鍼灸に対して興味津々って感じだそうです。
協力的でとても嬉しいのですが、ものすごいプレッシャーを感じます。これがうまくいけば当院の治療の幅が広がります。だからといっても、何が何でも成功させるなんて危険な考えはありません。生命がかかった仕事になるので、妊婦や胎児の負担にならないよう細心の注意を払って治療したいと思っています。

※今の内に告知しておきます。
3月12日が出産予定日なので、その前後1週間ぐらいは院長が和痛治療のため産婦人科に出張して臨時休院することがあります。
妻の陣痛が始まったら、ホームページやブログに告知する予定です。念のため事前にお電話で確認していただくと確実です。
土曜日の夜に陣痛が始まるのがベストなのですが・・・こればかりは調整しようもありません(笑)。  
  • LINEで送る


Posted by 誠心堂接骨院 at 19:08Comments(0)鍼灸・接骨

2006年02月22日

側彎


sokuwan03.jpg
当院に来た側彎の患者さんの写真です。
途中から写真を撮って記録に残すことにしたので、初回の写真が無くて残念ですが、12月27日に施術した後の写真です。
かなり側彎しています。長期に渡り左腰部に痛みがあったため、逃避姿勢として右側凸の側彎が形成されたと考えられます。
この患者さんの主訴は腰部痛。それの治療を週1回のペースで行いました。

sokuwan01.jpg
1月10日の写真。ちょっと側彎がましになっています。
次に


sokuwan02.jpg
1月17日の写真。わずかに前回より側彎の状態は良くなっています。
しかし、主訴の痛みは治療直後の改善はみられるものの、それが1日ぐらいしか持続しませんでした。
この後数回治療しましたが、痛みが無くならないと言うことで、患者さんの方から治療中止の申し出があり、現在は治療していません。
この患者さんは経過が良かっただけに、継続して治療すれば痛みの無い時間が長くなり、さらに痛み自体のレベルも減少するはずでした。
もっと痛みを取る治療に専念していれば良かったのかもしれません。非常に残念です。  
  • LINEで送る


Posted by 誠心堂接骨院 at 18:42Comments(1)鍼灸・接骨

2006年02月18日

不妊治療

インターネット上に存在するBlogを色々見てみると、不妊のことで悩まれている方が多いことに気づきました。
婦人科や鍼灸、その他民間療法などあらゆる治療をして苦しんでおられます。
当院でも現在1人の方が不妊治療をしています。

女性の体は、卵子を製造して、受精の場を提供して、受精卵を育てて、胎児を育てて、出産する。
男性に比べ苦労が多いです。
さらには、子供ができない理由は女性のせいにされることが多く、不妊に悩んでいる方は追い打ちをかけられています。

鍼灸での不妊治療の方向性は、正常な心と体に近づけることです。
正常な体であれば、(男性に問題が無ければ)妊娠して出産することができます。
健全な精神状態ならば、妊娠の可能性や妊娠維持に問題が出る可能性が減少します。
当院に来ていた患者さんで、体の冷えや仕事のストレス、全身のバランスの治療に来ていた方がいました。その方は過去に子宮の手術をしており、なかなか妊娠しないと話をされていたことがありました。上記の治療をして、冷えが軽くなり、月経痛が軽くなったという効果を聞くことができました。そうして続けて治療していたら、ある日妊娠したと連絡がありました。結果として不妊治療になったというケースです。
不妊に悩まれている方で、「不妊治療して」って言いにくい方は、全身のバランスを整えたいと言って頂いてもOKです。それによって妊娠のできる状態になれるかもしれません。  
  • LINEで送る


Posted by 誠心堂接骨院 at 17:15Comments(3)鍼灸・接骨

2006年02月17日

妊婦治療の資料到着

先日お願いしていた資料が届きました。
早速読んでみました。
1.胎位矯正(骨盤位の矯正)
2.早産予防
3.陣痛誘発・分娩時和痛・分娩時間短縮
4.乳汁分泌不足
1〜4それぞれの、治療群・無治療群の統計の資料でした。
どれも70%以上の治療成果があるという結果があり、鍼灸師として自信の湧くものでした。
しかしその中で、項目3の分娩時間短縮はあんまり効果がなさそうな結果で残念。平均13時間の分娩が平均12時間になった程度。とは言っても分娩している妊婦さんにとっては、1時間でも短縮するなら良いことなのかもしれません。

項目1で使う経穴は、三陰交・至陰
項目2では、三陰交・至陰
項目3の陣痛誘発では、三陰交・至陰・次りょう
  の和痛分娩では、腰仙部の圧痛点に(?)
   の分娩時間短縮では、三陰交・次りょう
項目4では、乳根・だん中・天宗・中府・三陰交などなど

  
  • LINEで送る


Posted by 誠心堂接骨院 at 18:29Comments(0)鍼灸・接骨

2006年02月10日

妊婦の出産準備の鍼灸治療

私の妻の出産予定が近づいてきました。予定は3月12日。
産婦人科の先生が理解のある方で、分娩中に鍼灸治療をさせて貰えることになりました。
私自身はじめての出産時の治療で知識の不足を感じ、母校の明治鍼灸大学に電話して知識の補充を試みました。
大学で婦人科疾患などの専門であった笹岡先生に繋いでもらい、色々と教えて貰いました。
産婦人科の先生に説明するのに困らないように資料を郵送してくださるそうです。
さらに、電話口で今からやるべき治療を教えて頂きました。
毎日、左右の三陰交に温筒灸を1壮ずつ施術するということです。三週間続けて悪い反応がなければ、2壮ずつに増やし継続して施術します。
これをすることで出産時の産道の開きがスムーズになり、胎児の頭による裂傷のリスクを減らすことができるそうです。また、出血量の減少も期待できるそうです。
現在4日目ですが、三陰交に温灸をした別の効果として、便通が良くなったと喜んでいます。
治療を始めたので、また経過を報告したいと思います。  
  • LINEで送る


Posted by 誠心堂接骨院 at 19:03Comments(1)鍼灸・接骨